パトリック ピウズ AOC シャブリ テロワール ド クルギス 2016

今夜は海老なので、手頃なシャルドネを……と思って近所の酒屋「東鶴」へ。これに出会ったのでシャブリにしてみた。偶然の出会いにしては驚くほどコスパのいいワインに当たったと感動した、Chablis – Terroir de Courgis。

「白ごはん」のように何とでも合うすっきりしたシャルドネは、逆に言えばパッションフルーツのようなアロマでごまかしたりできないぶん、個性のないものだとガッカリしてしまうことが多いけど、これはミネラルを感じる爽快なアタックと、上品な酸が心地よい。

パトリック ピウズ シャブリ
4.3

畑はシャブリ地区Courgis(シャブリの中では最も南西に位置する)。土壌は粘土と石灰岩の混じったキンメリジャン土壌で、 栽培面積1.8ha。幅広い料理と合う、バランスのよい一本。

薄い黄の色調(想像したよりも濃い印象)、レモンやライムの柑橘系の香り。冷やして頂くと、キリッとした酸味が引き立つ。ワイン単体で飲んだとしたら、真夏の浜辺でもない限り、最初の一杯を超えると物足りなくなるけれど、海鮮系と合わせるならばいつまでも楽しめる。

今日も読んで頂いてありがとうございました!