串カツと絶妙にマッチするシャルドネ

串カツの超有名店、「あーぼん」さんへ行って来ました。毎月1日から、3か月先の予約を取り始めて、それもすぐ埋まってしまうという名店。コースで量はたくさんあるのに、次の日に胃もたれしないというすばらしい串カツ三昧。

https://tabelog.com/hyogo/A2803/A280302/28000052/

一緒に行った人が最初はスパークリングがよい、ということで、シャンパンもあったけれど、より面白そうなシャンパン製法のイタリアのスパークリングに。

Ca’ del Bosco Franciacorta Cuvee Prestige N. M. スプマンテSpumanteのブリュット。ぼーっと飲むと少し物足りなさを感じるくらい、フルーティさが前面に出る、というタイプのスパークリングではないけれど、むしろこのバランスに繊細さが感じられる。シャルドネ主体(75%)でピノノワール(15%)とピノブラン(10%)。

レモンイエローよりは少し深みがあり、繊細、上品なフルーティさと軽い樽香。甘味は抑えられていて、ほのかな酸味が心地よい。一流のお店で取り扱っているだけあって、串カツとの相性も素晴らしかった。

フランチャコルタ キュヴェ プレステージ N. V. カ デル ボスコ
4.2

イタリアのスパークリングを代表する生産者。第一次発酵後、8ヶ月間熟成。第二次発酵はシャンパーニュ(瓶内発酵)方式で。お手頃ながら欧州でも評価が極めて高い、バランスのよい一本。

コースは進み、やがて2本目へ。

Raoul Gautherin & Fils Chabris CHABLIS 1ER CRU – Montmains 2016 ラウール・ゴトラン・エ・フィス シャブリ プルミエ・クリュ モンマンの2016年

口に含んだ瞬間にシャブリらしさが溢れてくる、品格のある一本。青リンゴ、ライチのようなフルーティさと樽香が心地よく、同時に口に含むと、ミネラル感に裏打ちされたバランスのよさと、爽やかな酸味ゆえに上品な佇まいが感じられる。

小規模家族経営によるドメーヌのシャブリ。当主アラン・ゴートラン氏が造るシャブリはどれも古典派シャブリの秀作とのこと。とくにフォアグラの串カツとの相性は抜群。

お店の人のサービスも心地よく、とてもいい夜でした。また予約して行きたい。

今日も読んで頂いてありがとうございます!