今日の一杯は、Domaine de La Truffière(ドメーヌ・ド・ラ・トリュフィエール)2012。
ブルゴーニュの有名な生産者、Jean Marc Boillot(ジャン・マルク・ボワイヨ)氏がラングドック(ピク・サン・ルー地区)で生み出す上品なシラー。
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黒紫に赤のトーン、ナチュラルワインらしい土の香り。
シラーのスパイシーさ、タバコ、野生味は控え目で、ブラインドならピノかと間違えるほど。
2012年なので、13年ほど経っているものの、縁はまだオレンジを帯びておらず、力強さを窺わせる。
ラングドックならば、もっとボテッとした造りになってもおかしくないところ、ツルツルとした緻密な、しかし同時に力強いタンニン、心地よい酸味を兼ね備えたエレガントな仕上がり。
よい意味で「シラーらしくない」非常に綺麗なシラーと言えるだろう。