シャトー・メルシャン「玉諸甲州きいろ香」2022

今夜は、シャトー・メルシャン「玉諸甲州きいろ香」2022。
シャトー・メルシャンは、『大日本山梨葡萄酒会社』(1877-)をルーツとする甲府のワイナリー。

外観は緑がかった、までいかないくらいの、透明に近いレモンイエロー。
香りはミネラルがよく感じられる。石灰が支配的、やや火打ち石のニュアンスも。

はっさくのような柑橘類の白皮。公式のテイスティングノートでは「ユズやカボスといった和柑橘を思わせる香り」。
アタックはやや軽め、10.5%。その分、中程度を少し上回る酸味がしっかりと感じられる。

お手本のような甲州で、お刺身や懐石料理、冬は湯豆腐や出汁の薄めの鍋などにも合いそう。
和食にぜひ合わせたい、肩肘張らない、普段のみに最適の一本。

(左は玉諸甲州きいろ香、右は比較試飲のグザヴィエ・モノのブルゴーニュ)