今夜はロゼ。スペインワインを取り扱っているフランスのお店で知った「ボデガ・イニエスタ」さんから。
13.5%を思わせない爽やかな飲み口で、夏の暑い日(浜辺で!)、最初の1杯に……といいながら、2、3杯でも余裕で飲める。ミネラル豊富、甘味はほとんどなく、ピンク・グレープフルーツpamplemousseの酸味と苦味が心地よい。
コラソン・ロコは「熱狂的な思い」の意。La pasión va por dentro(情熱を内に秘めて)のキーワードがイニエスタ本人のサインと一緒にラベルに載っている。ラ・マンチャ地方の爽快なロゼ!
Amazonでは赤・白とともに3本セットのようです(参考リンク:https://amzn.to/3eT6sDR)。スペインのラ・マンチャ地方(アルバセテ県)のロゼだが、そもそもロゼはカッと飲んでサッと忘れるのもまたその魅力。とはいえ、パリのスペインワイン卸しのお店で出会ったワインに、日本でまた出会えるのは感慨もひとしお。
最初にこのシリーズに出会ったときに飲んだのは、ロゼではなく同じラベルの金色(プレミウム)でハマった。
標高770mの高地で昼夜の寒暖差の大きい南北向きの畑から収穫したブドウを使用し、年間5000本のみ生産。300Lのフレンチバリックにて18か月間、瓶内12カ月の熟成を経て造られ、熟した果実のアロマ、タンニン、骨格とのバランスが非常に良い。
今日飲んでいるこのロゼについて言えば、フレッシュなアタック、過度にフルーティではないが、自己主張の強くない酸味、苦味。そして苦味の名残と相まった繊細な余韻も3秒程度つづく。桃のような甘味はない代わりに、どんな料理にも合う。今夜は個人的にゴーヤチャンプルーの気分だったので、こんなのと合わせてみました。白身魚のフライとも相性抜群!
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