Woods Crampton Shiraz, 2017

口に含んですぐに凝縮されたやさしい甘味がくる。

さほどタニックではなく、スパイシーさもわずかに。
ただシラーの原産地、フランスのローヌ地方ほどのスパイシーさではない。

ちなみに、シラーズは赤ワイン用品種においてオーストラリア国内の栽培面積で第1位。

香りは、ブラックチェリー、ドライプルーンや加熱したベリー。
スパイシーさなら、胡椒のピリッとした感じが最後に加わる。
樽材の熟成香、バニラのような丸い香りも少し。

チーズは、モルビエ(仏。もとはコンテづくりの職人が余ったミルクで作ったチーズ。ミルクっぽい軽さ)のクリーミーな感じと合う。グリュイエール(スイス。コンテをやさしくしたような味)は、モルビエールと比べると少しパサパサしていた。

力強い赤とは、クリーミーなチーズが合う気がする。