ガイヤックの赤(Domaine René Rieux Concerto)とチーズ

少し時間があいてしまいましたが、ヨーロッパに戻ってきました。仕事が多すぎてワインの勉強ができていないのが悲しい…… そんな今夜はこちらで入手しておいていた数多くのワインの一本、ガイヤックドメーヌ・ルネ・リュDomaine René Rieux さんの、Concerto Gaillac Rouge 2016。5年から8年もつので、飲み頃としてはよい感じではないでしょうか。

タルン河流域のガイヤックは全色つくれて、とくに赤・ロゼはDuras、 Fer Servadou、Syrahが主体になります。

コスパの非常によいワイン(でも日本で買えないのが残念。そんなワインがたくさんあります……)。ブラックチェリーや、個人的にはドライプルーンの香りを強く感じます。さらに下草やキノコ、少し焦げたような香り。凝縮した果実味、フルーティながら甘さでもったりとせず、バランスがよい。滑らかなタンニン。ミディアムボディ。

チーズと合わせて頂きました。あまり種類を勉強していないので、これからは積極的につまみたいと思っているところ。ルブロション・ド・サヴォワAOP(円盤形、オレンジ色がかった黄色の表皮)と、オランダでのチーズ生産量の60%を占める有名なゴーダチーズ。どちらもセミハードですね。

ルブション・ド・サヴォワ(部屋が暑いので溶ける!)は「サヴォワ」のイメージから癖の強いものを想像していましたが、ミルクを感じるクリーミーさ。ただ、個人的にはもう少し癖があると嬉しいところ。ゴーダチーズは、コクがありながらも、風味はバターのような軽やかさで好きです。

今日も読んで頂いて、ありがとうございます!